オン-dark-line-2l ― 2011年10月14日 16:47
米アップルのスマートフォン(多機能携帯電話)の新機種「iPhone(アイフォーン)4S」の販売が14日午前8時、ソフトバンクモバイルとKDDI(au)、アップルの直営店などで始まった。日本ではこれまで、ソフトバンク1社が販売してきたが、今回はKDDIが参入する。両社の端末が併売されるアップル直営のアップルストア銀座には約850人以上が列を作った。
13日午後から並んだ漫画家の野間美由紀さん(50、東京都江東区)は「アップル(直営店)で購入したくて並んだ。カメラの起動や通信速度が速くなったのか、早く試したくてわくわくしている」と話した。 アイフォーン4Sは、昨年発売された「4」と外見はほとんど変わらないが、画像処理や写真撮影、音声認識の各機能が大幅に強化されている。特に音声認識は、新しい会話形式のガイド機能で、音声だけで多くの操作ができる(ただし日本語は発売時は未対応)。通信方式はGSMとCDMAの2種類を1台で利用できる「デュアル端末」。ただ、通信速度(下り)はソフトバンクが最大毎秒14.4メガビット、auは同3.1メガビットと違いがある。いずれも仕様上の最速値で、実際にはつながりやすさなど通信環境で変化する。
価格は、2社とも「実質0円」から。併せてキャッシュバックや割引優遇策などを打ち出しており、それぞれ購入者の獲得を競っている。
「4S」は、5日に亡くなったスティーブ・ジョブズ前最高経営責任者(CEO)が手掛けた機種とされ、アップルによると、日本を含む世界7カ国で7日から始まった予約受け付けでは、24時間で100万件の申し込みがあった。07年に初代機が発売されたアイフォーンはこれまで計4機種が発売され、累計約1億台販売されている。【岡礼子】
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