2l pari safari mac ― 2009年12月16日 11:18
新型インフルエンザの感染が拡大している。受験生にとっては万が一、入試を受けられなくなったらどうなるのか気になるところだ。
追試を行うと発表した大学や高校もあるが、公平性をどう確保するかなど課題もあり、多くの学校が対応に苦慮している。【井崎憲、井上
俊樹】
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◇東大、2月上旬までに結論 追試問題の作成は始める
東京大学で13日にあった10年度入試の記者会見。佐藤慎一副学長(入試担当)は、感染した受験生のための2次試験(前期2月25、26日
、後期3月13日)の追試は未定だと強調した。季節性インフルエンザの流行では追試を行っておらず、慎重姿勢を示した。
東大は2次試験の際の流行状況を見極めるため、試験日に近くなる2月
上旬までに結論を出す。一方で、準備不足とならないように追試問題の作成はすでに始めている。
実施の場合、対象は診断書のある新型インフルエンザの感染者だが、佐藤副学長は
「多くの医師は他のインフルエンザと区別した診断書を書いていない」として、新型か季節性かにかかわらず受験させる見込みであると説明した。
本試験での感染防止策としては、全会場に医師と看護師を配置し、感染の疑いがある受験生は診断のうえ別室で受験させる。
◆センター追試は全国で
大学入試センターはこれまでもセンター試験の1週間後に東京、大阪の2カ所で、病気や事故などで当日受けられない受験生のための追試験を実施してきた。ただし、実際に追試を受けたのは09年度が209人で、季節性インフ
ルエンザの流行で最多となった95年度でも934人。だが来年1月16、17日に行う10年度入試については欠席する受験者が急増する可能性があるため、追試を例年より1週間遅らせた上で、全都道府県で行うことにした。試験問題も例年の3倍の約7万5000部用意する。
◇国公立2次、ほとんどが追試行う方向 受験機会の確保を-文科省の要請受け
一方、各大学が実施する2次試験については、「追試用の試験問題を作成するのが困難」「入試時期の流行状況が読めない」などの理由で、対応に苦慮して
いる大学が多い。現段階で追試の実施を公表している国公立大は、岡山大や徳島大、佐賀大、宮崎大、長崎県立大などにとどまっている。このうち徳島大は「出願者の最大10%程度が受けると想定している」と言う。
文部科学省は10月7日、「新型インフルエンザに感染、または疑いがある者への
受験機会を最大限確保するための方策を講じる」ように各大学に要請し、具体的な救済策として▽追試の実施▽複数の受験機会がある場合は他の受験日に振り替え▽センター試験を参考にした合否判定--を挙げた。これを受けて、国立大学協会は同26日、2次試験で各大学が何らかの救済策を行うことで合意した。大学も「追試の方向で検討している」(東北大)、「センター試験だけでは差があまりつかない」(一橋大)などと話しており、最終的には多くの国公立大が追試を行うことになりそうだ。
例外は数日間かけて実技試験を行う芸術系の大学で、美術学部と音楽学部がある東京芸大は救済策は検討していない。
◆対応分かれる私立大
一方、同じ学部を複数回受けられたり、地方試験を実施したりするなど、受験制度が複雑化している私立大の場合は、大学ごとに対応が分かれそうだ。明治大は2月5日に全国8カ所で行う全学部統一入試と、同7~16日に学部ごとに行う入試を欠席した受験生を対象に、都内のキャンパスで3月4日に一括して追試を実施。法政大や立教大も同様の方法で行う。一方、「得意科目試験」「2月前期試験」「3月試験」など、1月から3月の間に一般入試だけで最大6回の受験機会がある拓殖大は追試を行わず、他の試験に振り替えることで対応する。
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